ステンドグラス / サンドブラスト 教室   千葉県勝浦
●スミレのパネル
●スミレのパネル

●スミレのパネル

とても落ち着いた雰囲気のスミレのパネル。空間を広くとったデザインは安心感もあり好まれます。

ステンドグラス・サンドブラスト 教室 Atelier Reverie 千葉県勝浦

生徒さんが手掛けたスミレのパネル

ステンドグラス制作では平面作品を好む方、立体作品を好む方、もちろん両方好む方もいます。制作経験が長くなってくるとその感じが表れてくる場合があります。平面作品は全ての基本でもあり様々なデザインを手掛けて行くことで技量もアップしてゆきます。今回生徒さんが制作した少し大きめのパネル作品を紹介します。

ステンドグラス スミレ 作品 生徒

このスミレのパネルは既存のデザインの模写ですが少々改良した部分もあります。バックグラウンドの空間を多くとって有る作品で絵画的な面もありとても静かで落ち着きのあるステンドグラスになりました。

ガラス ステンドグラス 教室 スミレのパネル

制作も後半の工程です。周囲へ木枠を取り、サイズ(寸法)通りに固定してゆきます。四角形(長方形)のステンドグラスなので4角の90度を出します。この作業は少々神経質に行った方が良いです。人間の目は結構正確です。歪んだ長方形にならないよう十分注意します。経験が長い生徒さんなのでガラスカットも正確ですね。

ステンドグラス 作品作り 壁掛け 千葉県勝浦

半田付け作業に入ります。半田付けは仮止めを行い作品を裏返しにして薄付け、また裏返し薄付け、そして裏表の仕上げの半田付け。これは一番丁寧な方法ですが慣れた方の場合ある程度仮止めした後に仕上げの半田付けを行います。Atelier Reverieのステンドグラス教室も経験豊富な生徒さんが多くなってきました。

趣味 習い事 千葉県勝浦 ステンドグラス

25番のバックグラウンドのピース、結構イヤらしいですね!こういう形を私は象さんの鼻と呼んでいますが出来てしまうんですよね。ステンドグラス制作に限らずだと思いますが完成度を高めて行くには各工程を丁寧な作業を心がける事が大切。今回原画の模写なので多くは言えませんが上部の3本の線。真ん中の線は無い方が良かったと思います。左側の線をなくしても良いかもしれません。迷うところですが、、、。私だったら少しデザインを変えて両方無くすかもしれません。オリジナルにせよ既存のデザインにせよ図面として写し取った後にその線をじっくり観察すると良いです。もちろんステンドグラスの線は全体の強度も関係してきます。それらを考慮し必要な線と不必要な線を検討します。なぜここに線が必要なのか、不必要な線もある時にはデザイン上存在した方が良い場合も有ります。難しいですが。

スミレのパネル ステンドグラス 生涯学習

半田付けの仕上げが終わり、全ての線へ色付け作業を施して完成です。良い感じで完成しましたね。使用したガラスは色数も少ないオーソドックスなステンドグラス。これらを好む方もとても多いです。細かなピースで制作されたデザインのステンドグラスよりシンプルなこれらの作品の方が私は難しいと感じます。ステンドグラスは線の美術と言われるのですが正にそうですね。次回の作品も頑張って下さい。


【趣味を楽しむ、生涯学習として学ぶ】

Atelier Reverieでは趣味、習い事、生涯学習として学ぶステンドグラス制作の教室を開催しています。経験の無い方でも安心して基礎から応用まで様々な作品作りをとおして学べます。ステンドグラスの技術は年齢を問わず世界中で多くの方が学び楽しんでいる伝統工芸です。日本国内でも多くの教室がありますので興味が有る方は是非学んでみて下さい。

Atelier Reverieホームページ


【プロ養成講習】
ステンドグラスのプロになるにはどうしたら良いのか。職業としてのステンドグラス技術を学びたい方、将来教室を開きたい方へ技術者養成講習を行っています。特に教室運営等を目指したい方へ適した技術と知識の基礎を学ぶ事を目的とした個人指導の環境で学べる講習です。プロを目指したい方、経験の無い方へ基礎から技術を学びませんか。

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